
音声AIが、1分あたりの料金と応答の速さを公開して売られはじめました。架電をAIに任せるかどうかは、分単価だけを見ても決まりません。通話1件が商談になった割合と並べて、初めて判断材料がそろう。
Pickup:注目の技術
① 1分0.08ドルで、応答1秒未満をうたう音声対話モデル(Tech Noisy)
xAIが音声対話モデル「Grok Voice 3.0」を発表し、開発者向けのVoice Agent APIから提供を始めたと報じられています。利用料は1分あたり0.08ドル(1時間あたり4.80ドル)で、応答の遅れは1秒未満とされています。ただし、性能の数字は同社の発表値で、第三者による検証はまだ見当たらない。
出典:Tech Noisy(2026年10月16日・本文は転載せず要約しています)
営業を立ち上げる側なら:架電の原価は、通話時間と商談化率の2つで決まります。試算では、通話1件の原価は0.24ドルです。商談化率が1%なら商談1件あたり24ドル、5%なら4.8ドルになります。単価の比較より先に、どの商談化率を下回ったらAIの架電を止めるかを書いてください。
GTMエンジニアを目指すなら:通話の録音と商談化の結果を並べて記録できる人は、架電の止め基準を作れる人です。記録の列を3か月分そろえた人から、次の仕組みの設計に入れます。
分単価が下がるほど、架電の良し悪しは料金ではなく、どの商談化率で止めるかに移ります。
試算の前提は、通話1件を3分、料金を公表額の1分0.08ドルとしたものです。回線費と、人が確認する時間は含めていません。
| 商談化率 | 通話1件の原価 | 商談1件あたりの原価 |
|---|---|---|
| 1% | 0.24ドル | 24ドル |
| 2% | 0.24ドル | 12ドル |
| 5% | 0.24ドル | 4.8ドル |
※当社の試算です。実際の商談化率は会社ごとに異なります。
分単価が下がった今、架電を続けるかどうかは商談化率の下限で決まる。下限を先に書いた会社だけが、AIに電話を任せたあとも止められる。リストの側から商談化率を支える方法は、商談を作り続ける営業リストの作り方で整理しました。
本記事の見解はWeaveXによるものであり、引用元各社の見解を代表するものではありません。性能・料金は発表時点の数字です。試算は前提を変えると結果が変わります。
よくある質問
- AI架電の費用はどう計算しますか?
- 通話1件の分数に1分あたりの料金をかけ、それを商談化率で割ります。回線費や、人が録音を確認する時間は含まれないため、別に足して計算します。
- AI架電はどの数字を見て止めるべきですか?
- 止めるかどうかは、事前に決めた商談化率の下限で判断します。下限を下回った週に、対象リストと話し方を見直します。



